2017年8月2日水曜日

7月コンサートの記録

7月も終わり夏真っ盛りの8月になりました。7月28日〜31日の関東から無事帰宅しております。2年ぶりの東京は、古典ギターリラの体験、マリアハープの教材研究などと、マリアデュオさんとのコンサートが2つありました。
コンサートは、爽やかな企画内容と人間味あふれるスタッフ面々のおかげで、素晴らしい経験をさせていただきました。音楽っていいな!と思えるシーンにたくさん出会えたと思います。
自身の課題としては、マリアハープを初めて見聞きする方々に、短い時間でマリアハープの真髄を感じていただかなければなりません。直前まで選曲のイメージが湧かず・・迷いの新幹線の長い時間でした。
従来の関係者から言われている「マリアハープソロで吟遊詩人のように自由に語り歌う」そんなナチュラルに表現することを思い浮かべながら向かいました。
音の強い楽器が入ると繊細な音色のマリアハープは潰されやすく、「弾いても無駄」、、と感じてしまうのです。普段はマリアハープの繊細さを引き出してくれる楽器奏者と共演していますので、今回のような冒険は初めてかもしれません。そんなドキドキ感満載の関東行きでした。 

1日目は立川市の長谷川音楽教室で、千香さんとの音合わせ。夜はリラギターの研修でした。古典ギターを研究されている長谷川郁夫さんに、田中清人氏制作の19世紀ギターで 何曲か合わせていただきました。
18世紀に存在したリラ。
いきなりですが、サリーガーデンを弾き歌い。フレッティングはギターと同じなので、すぐに弾けるわけですが、底面が置物の壺のような形なので、構え方が落ち着かなく、左手が押さえにくい楽器でした。格子戸から手を入れるように弾くようです。

長谷川郁夫さんの教室にお世話になりました。
千香さんとカノンを音合わせ。明日はピアノとマリアハープです。
初めてマリアハープと合わすので、皆さん緊張の面持ち・・



長谷川さんのリラ模範演奏です。


2日目東京では、本番4時間前に音合わせ、ギターとのデュオ曲を練習しました。
前回2月は、術後のコルセットが外れていなかったので出演をお断りした経緯があるので、今回は健康になって良かったなとしみじみ思っております。
デュオ曲は、映画音楽よりムーン・リバー、サウンド・オブ・サイレンスをマリアデュオのようこさん、パッフェルベルのカノン、聞かせてよ愛の言葉を、をしのぶさんが、担当してくださいました。ラストは3人で、コーヒールンバを演奏。♩120ぐらいでしたが、今までのギタリストとは違ったムードでの演奏を楽しみました。今回初めて女性との共演で、とにかく目に入る色彩が鮮やかなのが、一番の違いですね。頑張ってる女性たちにお会いできて良かったです。私とマリアハープも、もう少しは頑張れるかな〜?

ようこ:みきこ:しのぶ

しのぶさんがパーカッションのコーヒールンバ
プロデュースの佐々木先生。
終電〜   私もよく歩きました!
この日は菅原邸に3人で合宿。深夜まで美魔女談義に花が咲きました。多分3人同じような年代かもしれませんね?深夜爆睡していたので、噂のご主人(亡霊)にはお出会いできませんでした。あまり賑やかなので退散されたかもしれません。

東京、立川、東京、さいたま、と移動の毎日でよく歩きました。いつもの10倍ぐらい。おかげで背中の手術の違和感を気にすることなくリュックを背負い、バッグを抱え、腹筋がつきました。左脇腹の手術痕の痛みと痺れも薄らいだような感じがします。エスカレーターを使いましたが、階段もまだまだ上がれそうに思えます。

3日目は、東京からアコーディオン奏者の本田千香さんが伴奏にきてくれました。お客さんとしてバンドネオン奏者のタケダさんも来られ、半年ぶりの再会。お二人には 心もとない異国の地で逢えたことに感謝です。

今から朝食です。変身前のマリアデュオ。
コンサート衣装に着替えました。
千香さんと2回目の音合わせ〜♬
千香さんピアノ、ずいぶん研究していたので弾きやすかったです。
佐々木先生作の熊本城復興の歌も披露されました。
迫力のマリアデュオです。

世界に数台しか存在しない3本ネックのギター演奏

  
     千香さん、タケダさんありがとう〜
   北浦和駅のグランドピアノは深緑でした。
3日目の夜は、またまた立川市に戻り、教材研究資料の受け取りと打ち合わせ。
4日目は10月の篠山コンサートに向けて音出しと曲選び。と内容濃い4日間でした。

初対面でいきなり合わせたマリアハープと19世紀ギター♬「涙そうそう」
10月のコンサートが楽しみです。19世紀と合わせる時、ウォルナットの20弦かモアビの18弦が相性良さそうです。。。



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